EPSON Endeavor MR4400E
目標 : Windows11で軽業務使用する
仕様
MR4400E : 製品仕様 | FAQ Search エプソンダイレクト (epsondirect.co.jp)
点検
付属品確認 : 本体のみ
外見チェック : 大きな傷あり(フロントパネル欠損)、凹みは多少あり、カバーの閉まり具合が多少悪い
内部へのアクセスはネジ2個(手で回る)で蓋が空く
内部清掃はエアダスターで行いました
内部構成品の確認
- ストレージあり(ハードディスク)
- CPUあり
- メモリあり
- ビデオカード無し(CPU内蔵タイプ)
- 接続ケーブルあり
- 光学ドライブあり
- PCI-Eスロットあり
準備品
- 電源ケーブル
- 無線マウス(Unifying仕様)
- 無線キーボード(Unifying仕様)
- USBハブ
- LANケーブル
- ディスプレイ
- HDMIケーブル
- USBメモリ(Windows11Pro インストールメディア(Rufus作成))
念のため、有線のマウス、キーボード、無線WiFi子機も準備はしておきました。
このパソコンの画像出力にHDMIがありますのでこちらを使用しました。
理由としましては、HDMI接続すると音声が出力されるケースが多いので便利です。
CMOSバッテリーの残量確認
ケースを開けてCMOSバッテリーを外します。
マイナスドライバー等で簡単に外れます。
CMOSバッテリーの電池規格を確認しておきます。ほとんどの場合、ボタン電池「CR2032」です。
バッテリーチェッカーで残量確認しましたら、電池切れでしたので新品交換しました。
古い パソコンの場合は、このボタン電池は、ほとんど電池切れになっています。
安価な物なので交換しておきました。
BIOS設定
CMOS電池を交換したので、CMOSリセット後の画面が出ます。
BIOSを初期設定したら、この画面は出なくなりました。
BIOSの設定をWindows11インストールに向けて設定しておきます。
BIOSの起動
BIOSを設定するときに、UEFI起動のWindows11Pro インストール用USBメディアを本体にセットしておいた方が、設定が簡単になります。
- BIOS起動(通常はロゴ画面で「delete」キー押す)
日付、時間の確認
- 日付、時間の設定
構成情報の確認
- BIOSモデル : AMIUEFI
- BIOSバージョン : AP4U-0016-GE3 (02/20/2014)
- メモリ : 8192MB(DDR3 1600)
Main → System Information →
- CPU : Intel(R) Core(TM) i5-4690 CPU @ 3.50Ghz
Advanced → CPU Configuration →
- ハードディスク : ST500DM002-1BD142
Main → SATA0[Hard Disk] →
BIOSの設定(USBからの起動)
※できるだけUEFI起動でGPTモードで使用したい
- OS起動方法(UEFI and BIOS) : UEFI Boot可能
Boot → Boot Settings Configuration → UEFI Boot → [Enabled]へ変更
- Secure Bootを [Disabled]にする
Security → Secure Boot →
- Boot順序の確認 → USBから起動設定
Boot → Boot Device Priority → 1st Boot Device → USB Hard Disk
- BIOSの設定を保存 →再起動
Exit → Exit & Save Changes
Windows11のインストール
準備したWindowsインストール用USBメディアを本体にセットして起動します。
問題が無ければ、Windowセットアップ画面が表示されます。
選択項目を確認して、特に問題なければ「次へ」をクリックします。
「今すぐインストール」をクリックします。
「セットアップを始めています」が表示されます。
「適用される通知とライセンス条項」画面が表示されます。
内容を確認して、チェックボックスにチェックを入れます。
「次へ」をクリックします。
「インストールの種類を選んでください」画面が表示されます。
「カスタム:Windowsのみをインストールする」を選択してください。
「Windowsのインストール場所を選んでください」画面が表示される。
今回は、500GBのハードディスク(ドライブ0)にインストールします。
「ドライブ0の割り当てられてない領域」を選択して、「次へ」をクリックします。
「Windowsをインストールしています」画面が表示されます。
全ての処理が終わると「続けるには、Windowsを再起動する必要があります。」画面が表示されます。
10秒で再起動しますので、このタイミングでUSBメモリを抜きます。
再起動して、ハードデイスクからWindows11が起動してインストールが始まります。
「サービスを開始しています」
「デバイスを準備しています」
「準備しています」
「お待ちください・・・」
「アップデートを確認しています。」
「最新バージョンを利用していることを確認しています。」
「PCをオンにしておいてください。」
「処理が完了するまでしばらくお待ちください。」
「準備を行っています。」
「しばらくお待ちください。」
「PCをオンにしておいてください。」
「処理が完了するまでしばらくお待ちください。」
「準備を行っています。」
「しばらくお待ちください。」
「PCをオンにしておいてください。」
「順調に進行しています。」
「続行する前にPCが再起動されます。」
「お待ちください・・・」
再起動します。
「更新が進行中です。」
「コンピューターの電源をいれたままにしてください。」
「100%完了。」
「コンピューターの電源をいれたままにしてください。」
「ようこそ」
「サインアウトしています」
「ようこそ」
「こんにちは。」
「準備しています。」
「これには数分かかる場合があります。」
「PCをコンセントに接続して電源を入れたままにしておいてください。」
「順調に進行しています。」
「もう少しで完了です。」
Windows11が起動します。
今回は、Rufusで初期設定をスルー設定してありましたので、すぐに起動しました。
設定等は後からでも変更できますのでお好みかと思います。
最初は、幾度も再起動をしたしますりで、今回はローカルアカウント「user」で、パスワード設定なしにしてあります。
Windows11設定再起動中にパスワード変更を要求される場合がありますが、全て無入力(空白)でエンター(→)を押して進めば問題ありません。
あと、初期の段階は、電源設定を「画面の電源を切る、スリープ状態にする → なし」にしておくことで、画面が思わぬタイミングで消えたり、スリープモードに入っりすることはありません。
スタート → 設定 → システム → 電源 → 画面とスリープ → 「画面の電源を切る、スリープ状態にする → なし」
Windowsアップデート
Windowsアップデートをして、パソコンを最新状態にします。
スタート → 設定 → Windows Update → 更新プログラムのチェック
「更新プログラムを確認しています・・・」メッセージが出る。
「すべてダウンロードしてインストール」、「すべてインストール」などをクリックして進めます。
何度も、再起動がありますが、更新をし続けます。
「更新が失敗しました」が表示される場合があります。
「すべてのファイルを再試行する」をクリックして進めてください。
「最新の情報です。」メッセージが出るまで更新し続けます。
更新が無ければ「最新の情報です。」メッセージがでます。
オプションの更新プログラムのアップデート
スタート → 設定 → Windows Update → 詳細オプション → 追加オプション → オプションの更新プログラム
「現時点では、利用可能なオプションの更新プログラムはありません。」が表示されるまで更新します。
- 「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」も「ON」にしておいてください。
スタート → 設定 → Windows Update → 「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」 → 「ON」
- 「その他の Microsoft製品の更新プログラムを受け取る」も「ON」にしておいてください。
スタート → 設定 → Windows Update → 詳細オプション → 「その他の Microsoft製品の更新プログラムを受け取る」 → 「ON」
システムの確認
デバイスマネージャーでは、システムが正常に稼働、アップデート出来ているか確認します。
Windowsアップデートを最新まで更新できら確認しておきましょう。
デバイスマネージャ内で「!」「?」が出ているデバイスは正常に機能していな可能性が高いです。
Windows11でドライバー等が用意されていません。
メーカーからダウンロードして個別でインストールすることになります。
メーカーでもサポートが終了していることが多いのでご注意ください。
システム的に使用していないデバイスであれば問題ないですが、不明なデバイスは無くしておきたいものです。
カスタマイズ性の強いパソコンでなければ、ほとんどの場合、Windowsアップデートで問題なくクリアしていきます。
スタート → 設定 → システム → バージョン情報 → 関連 → デバイスマネージャー
もしくは、「スタート」を右クリックして、リストの中にデバイスマネージャはあります。
ライセンス認証
ライセンス認証の状況を確認しておきます。
今回は「アクティブではありません」表示です。
ライセンス認証が必要になります。
スタート → 設定 → システム → ライセンス認証の状態
「アクティブ」表示であれば問題ありません。
今回のパソコンは、WIndows7 Homeがインストールされていたモデルですので、Microsoft側で自動認証されませんでした。
「プロダクトキーを変更する」の「変更」をクリックして、ライセンス認証を行ってください。
ライセンス認証が終わるまでは、 Windows画面右下に、ライセンス認証を促すメッセージが出ています。
ソフトのインストール
今回のパソコンで使用するソフトをインストールしておきます。
- MS-Office(Excel,Wordなど)
- Thunderbird(メール)
- Google Chrome
- EaseUS Todo Backup Free 12.0
- EaseUS Partition Master 14.0
MS-Office(Excel,Wordなど)
今回は、ネッショッピングで販売されているライセンス商品を購入してインストールしました。
パッケージを購入するのではなく、ソフトはダウンロードしてライセンス認証を行います。
予備パソコンですので、あくまで安価な選択をしておきます。
こちらのライセンスに関しても自己責任でお願いします。
Thunderbird(メール)
メールのクライアントソフトで、メールを使用される方は必要なものです。
無料のメールソフトで、良く出来ていますし、更新頻度も多いので安心感はあります。
EaseUS Todo Backup Free 12.0(バックアップ、クローン ソフト)
今回は、ハードディスクにのんびりとWindows11をインストールして設定しましたが、もう少し快適に使用したくなったら、SSDへの交換をお勧めします。費用対効果は別ですが。。。
その時に、ハードディスクを丸ごとSSDにコピー(クローン)するソフトです。
最近は、有料ソフトが多いのですが、昔は無料のものが結構ありました。
その当時の定番ソフトです。現在はダウンロードでもできなくなってると思います。
今後の為に、インストールだけしておきます。
EaseUS Partition Master 14.0(パーテーション管理 ソフト)
今回は、なんとく標準のままハードディスクにWindows11をインストールしましたが、増設したり、SSDへ換装した場合に、パーテーションを触りたくなる場合(各ドライブの容量調整など)があるかと思います。
その時に、とても便利なソフトです。
最近は、有料ソフトが多いのですが、昔は無料のものが結構ありました。
その当時の定番ソフトです。現在はダウンロードでもできなくなってると思います。
今後の為に、インストールだけしておきます。
まとめ
古いパソコンにWIndows11をのんびりとインストールしてソフトを使えるようにしました。
「使えるようになった」という程度ですので、快適には少し遠いかもしれません。
でも、まだまだ現役で使える程度には仕上がったと思います。
このパソコンで快適性を求めるのであれば、SSDへの換装かと思います。
お手元に、メモリが余っているようでしたら容量アップも良いかもしれませんが、メモリスロットが4つありますので最大32GBまで容量アップできます。
まあ、今回の用途でしたら、8GBで十分な気がします。
あと、交換できる上位CPUがお手元にあるようでしたら、CPU交換も良いかと思います。
以前に同等機種で、CPUがCore™ i7-4770、ストレージSSD仕様、メモリ32GBのものを組み上げてみました。それなりに快適で、現在も予備機として現役で使えそうでした。
まあ、クラシックカーみたいなものなので整備だけして動かす機会はほとんど無いかもしれませんが・・・。